最終製品製作にも適用!3Dプリンター最新活用事例紹介
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3Dプリンターはなぜ今、最終製品製作に使われているのか
その理由は、2つの側面から考えられます。
一つ目は装置、材料の進歩です。製品サイクルに置いて、今まで3Dプリンターは試作段階で使われてきました。しかし、最終製品適応も可能な装置・材料・アプリケーションの登場により、適用範囲が広がってきています。
二つ目に製造業の中では現在、次のような問題があります。
- 多品種少量生産をどのように実施するか
- 補給部品の型をどのように破棄するか
課題1多品種少量生産をどのように実施するか
CASE関連ビジネスでは「EV」や「MaaS」など、差別化やカスタムを取り入れる機会が多くなり、必然的に少量量産部品は増える可能性が高くなります。欧州自動車メーカーでは段階的に検証を進めており、適用範囲を広げるべく、現在はリスクの低い部品にて社内の経験値を蓄積、デザインノウハウを習得しています。
課題2補給部品の型をどのように破棄するか
2016年12月に下請代金支払遅延等防止法(下請法)に関する運用基準が改正され、型保管に関するルールが厳格化。親事業者は下請け業者に対して、保管料等の費用を負担することを義務づけています。
これらのような流れから、3Dプリンターでの最終製品製作を進める流れが加速しています。
3Dプリンターはどのような部品に適用されているのか
Case 01. 海外BMW社 i8ロードスター ウインドウレールに採用
海外ではBMW i8ロードスターのウインドウレールにHP Jet Fusionが採用されています。
Case 02. 国内RAPiTHERA社 3Dデジタル義肢装具に採用
SOLIZEが装置導入支援を行いましたRAPiTHERA社では、一人ひとりに合わせたカスタマイズパーツの製造を行っています。
Case 03. 国内OUI Inc.社 Smart Eye Cameraに採用
OUI Inc.社のSmart Eye Cameraの外装部品において、Multi Jet Fusionを活用した試作品および最終製品製作をSOLIZEが行いました。
Case 04. 国内サンリーブ社 フル3Dプリンター製フレーム
サングラスiSPIC(アイスピック)に採用
SOLIZEは、サンリーブ様が開発したフル3Dプリンター製フレームのサングラス「iSPIC」のフレーム製作に協力しました。
SOLIZEの取り組み - 最終製品製作への適用準備から支援 -
HP Jet Fusionでの3Dプリント出力
- SOLIZEは5台保有<国内最大級>、試作にも使用可能です -
SOLIZEでは、HP Jet Fusionを国内最大級の5台保有しています。最終製品に限らず、試作品製作にも使用可能です。すでにインテークマニホールドやヘッドレストの型、部品点数の多い試作品のスピード製作など豊富な実績があります。
「HP Jet Fusionを使用してみたいけれど、装置を購入する予定はない」という方、試作や生産技術領域でお困りごとがありましたら、SOLIZEにぜひご相談ください。
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