INTERVIEW09

トライアンドエラーが、
エンジニアとしての
覚醒を呼び起こす。

中川皓天 HIROTAKA NAKAGAWA

3D CAD エンジニア

【PROFILE】 工学部 機械工学科 卒。2013年入社。学生時代は、流体にまつわる研究に従事。就職活動では、「幅広い分野の仕事にチャレンジしたい」という想いからSOLIZE Engineeringに興味を持ち、説明会や面接で出会った先輩社員たちの人柄に「ここなら成長できそうだ」と感じ入社を決めた。

Q1 現在の仕事内容とミッションは?

自動車の心臓部を、
魂込めてレイアウト。

自動車メーカーの内装設計部署で、エンジンルームの仕様設計やレイアウト検討などに従事しています。エンジンルームはいくつもの部品が折り重なってできているのですが、部品一つひとつに求められる要件がたくさんあります。それら数々の条件をクリアする最適なエンジンルームの設計を導くのが私の仕事です。またルーム内の各部品をどうレイアウトするかも重要。部品と部品の干渉はもちろんしてはいけませんし、干渉せずともレイアウト次第で空気抵抗などが影響し振動が増減。騒音につながります。ですから、レイアウトパターンを数十種類も考え、システム上でシミュレーションすることも多々。最高なのは、シミュレーション通りの結果が実機テストにも出て、量産化につながること。そんなときは、喜びもひとしおです。

Q2 技術者として大切にしていることは?

エンジニア進化論。

私が大切にしているのは、環境適応能力。SOLIZE Engineeringは、多様な開発現場で働くチャンスがあります。それぞれで、仕事のやり方も、開発哲学も、活用できる技術も、必要な知識も異なります。ともに働くエンジニアも変わります。そこで、今までのやり方などにとらわれることなく新しいことに貪欲になって、それぞれの場所にいる多くの先輩エンジニアや同僚とコミュニケーションしながら仕事をしていると、自分のなかに次々と新しい知見が吸収されていくのを感じられます。環境に適応し、第二形態、第三形態と自分を変化させていく。生物の進化と似たようなものですね。

Q3 成長を実感した瞬間は?

技術の世界には、
何一つ無駄な経験はない。

解析やシミュレーションは、トライアンドエラーが基本です。少しずつ数値を変え、条件を変え、最適な状態を探し出す。何十パターン、何百パターンにもなるシミュレーションをすることもよくあることです。でもどんな開発でも共通しているのは、いつか必ず光は見えるということ。それに気づくと、どんな難題も怖くなくなりました。それに、数々のトライアンドエラーは決して無駄ではないんです。無数のエラーを積み重ねていくと、次第に「この形状なら、こんな結果が出そうだ」という予測が自分の頭のなかだけでもある程度できるようになるのです。仕事は決して楽なものではありません。しんどいときもある。でも、そんな日々を過ごしていると気づいたときに、「ああ、俺も成長したな」と思える瞬間が必ずやってくるんです。

【入社1年目~5年目/カーエアコンメーカーの設計部署に配属。コンプレッサーのデザイン開発や強度解析設計に従事】
経験ある先輩たちに囲まれ、着実にエンジニアとしての階段をあがる。

【入社5年目~/完成車メーカーの内装設計部署に配属。エンジンルーム内の仕様設計やレイアウト検討などに従事】
経験を積み重ねることで、エンジニアとしての幅を拡大。自ら分析・思考し閃いた設計を提案、実現するという喜びを知る。

Q4 これからチャレンジしていきたいことは?

各分野のエンジニアたちの想いを
つなげる存在になりたい。

モノづくりの世界においては、カテゴリーの異なる複数の開発チームが関わり合いながら、一つの製品をつくりあげていくことが普通。ときに、チーム間で意見がぶつかりあうこともあります。そんなときには、互いの意図や想いを上手につなぎ合わせ、最適解を見出していくことが必要です。私は、そんな役目を担えるだけのエンジニアになっていきたい。そのためには、あらゆる部品製造の知識も必要ですし、互いの意見を的確に伝え合い、落としどころを探っていくコミュニケーション能力も必要。一歩一歩でも着実に、理想のエンジニア像へと近づいていきたいと思っています。