INTERVIEW
できたてだから
自由にやれることがたくさんある
2005年新卒入社
室蘭工業大学大学院 機械システム工学専攻
デジタルリスクマネジメント

ワクワク感
入社のきっかけ
大学では機械システム工学を専攻し、設計職を目指していました。私が入社したのは、株式会社インクスエンジニアリング(現当社)でした。当時は、まだそれほどメジャーではなかった3D CADを使った機械設計を支援する会社ということで興味を持ちました。大学の授業では製図を学びましたが、三角定規を使って紙の図面を描くことが主流で、デジタルかつ三次元でものづくりをするとはどういうことなのかと、ワクワクしました。決め手になったのは、入社後、間違いなく設計業務に携われること、さらにさまざまなお客さまの仕事を請け負っていたため、多岐にわたる製品に関われ、可能性が広いと感じたことです。
コミュニケーションは知識から
入社して感じたこと
入社後、これまでに2回ジョブローテーションを経験しており、その都度、2~3ヶ月程度の研修を受講しています。部署の成熟度にもよりますが、「知識がない」状態から「何とか業務をこなせる」レベルまで知識を身に付けられる体制が整っていると感じます。研修受講後すぐにお客さまの業務を担当しましたが、会話が通じないと感じたことはありませんでした。お客さまとスムーズにコミュニケーションが取れたのも、研修のおかげだと思っています。ジョブローテーション以外にも、定期的な学習の機会があります。興味のある分野を上司にあらかじめ伝えておくと、声をかけてもらえることがあります。
役に立たない経験はない
業務経験
はじめの9年間は予定どおり3D CADを使った機械設計業務に従事しました。担当したのはすべて自動車部品です。一つの自動車部品を作るにも、さまざまな分野の人たちが関わっていることに、このとき気づきました。そのなかで一番話がかみ合わなかったのが、モデルベース開発の人たちです。かみ合わなさにおもしろさを感じ、1回目のジョブローテーションを行いました。
モデルベース開発事業部に異動してからの8年間は、自動車の挙動を制御するシステム設計業務に従事しました。はじめのうちは、それまで経験したことのない業務ばかりで戸惑いや不安もありましたが、次第に、基本的な考え方は機械設計業務と似ていることに気づき、機械設計で身に付けた知識とモデルベース開発の知識を組み合わせて業務を行えるようになりました。
2回目のジョブローテーションで、現在のデジタルリスクマネジメントサービス(以下、DRM)事業部に異動しました。ここ数年は自動車のサイバーセキュリティがメイントピックとなっており、これまで蓄積した知識が存分に役立っていると感じています。

知識の拡大
今後チャレンジしたいこと
DRMに異動して一番つまずいていることは、知っておいたほうがよい情報が多いことです。特に現在は法規に関わるコンサルティング業務に従事しているため、法規を正しく理解し、お客さまに対応をご提案するためにも、ほかの規格についての知識があると、より幅が広がると感じています。チームで業務を担当しているので、私に足りない知識は同じプロジェクトチームのメンバーに聞いたり、それでも足りなければほかの部員に尋ねたりして対応することもできます。しかし、自分が知識を持っていれば、ほかの知識と合わせてそしゃくし、もっと活躍できるのではないかと思っています。いま一番やりたいことは、サイバーセキュリティに関わる分野の知識を拡大することです。まだ教えてもらうことのほうが多いので、いずれはアドバイスできるようになりたいです。

A DAY’S SCHEDULE
ある1日のスケジュール
- 9:00
- お客さま先で始業
- 9:30
- 一日の業務タスクをチェック
- 10:00
- お客さま(部署A)へのヒアリング
- 11:00
- ヒアリング内容の整理・議事録作成
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- お客さま(部署B)へのヒアリング
- 14:00
- ヒアリング内容の整理・議事録作成(※複数部署同時対応のため、部署ごとに繰り返し)
- 15:00
- 提案資料の準備
- 17:30
- チームのデイリーミーティング
- 18:00
- 終業
皆さんへのメッセージ
いろいろなことにチャレンジできる風土があります。初めてのことは誰でも不安だと思います。しかし、不安の先にワクワクもあるのではないでしょうか。気になったことや、興味が湧いたものがあれば、ぜひ積極的に話してください。事業部の業務にどのように昇華できるか、一緒に考えましょう。受け止める土壌はあると思います。
DRM事業部は、まだまだ事業拡大中の事業部です。一緒にサイバーセキュリティ事業を作り上げていきましょう。
