コラム

若手XRエンジニアが解説

製造業におけるXR技術活用の現状と
おすすめの勉強法

JUKI株式会社

工業用ミシン事業、家庭用ミシン事業、産業装置事業、グループ事業、カスタマービジネスの5つの事業をグローバルに展開する企業

XR技術は、製造業の設計開発に革新的な効果をもたらしています。本コラムでは、JUKI株式会社でデジタルカタログに用いられるXRコンテンツ用の軽量3Dデータ制作をしている、SOLIZEの若手XRエンジニアが、製造業におけるXR技術の活用法や勉強法などを解説します。

JUKI株式会社でのXR技術の活用

デジタルカタログにXR技術を取り入れています。デジタルカタログでは、設計データをもとにデータ形式の変換や軽量化処理を行い、Web上で閲覧できる精緻なXRコンテンツ用3Dデータを作成し、公開しています。AR技術やHMD(Head Mounted Display)を使用すると実寸での閲覧が可能なので、まるで現実空間に存在しているかのような直感的な体験を提供することができます。

製造業における設計開発でのXR技術活用の利点

設計開発の検討段階にXR技術を用いることは、試作のコスト削減につながります。たとえば、作成データは実寸であり、詳細部分の検討が可能なため、試作品を製作する回数を減らすことができます。また、データなのでパーツ変更や位置調整が容易であり、パターンの検討に利用できる点もXR技術の利点です。

XR技術を学ぶうえでのおすすめの勉強方法

Web上に存在している公開データやサンプルデータを用いて簡易コンテンツを制作し、体験することをおすすめします。その後は個人の技術レベルに合った勉強(プログラミング言語やコンテンツの実装知識等)をすることが効果的です。

XR技術の発展

製造業ではおもに熟練技術の継承、体験型の技術トレーニング、危険予知の体験など、課題解決のためにXR技術が用いられる場合がほとんどです。このほかにも未解決の問題は多々あると考えられますので、XR技術の発展によりさらなる課題解決や経験知の可視化が期待できます。

まとめ

XR技術は、デジタルカタログに用いることで実寸での閲覧を可能にし、直感的な体験を提供します。製造業の設計開発では、試作のコスト削減や詳細部分の検討、パーツ変更や位置調整の容易さに役立ちます。SOLIZEは、お客さまにとって最適なエンジニアを提案し、XR技術の導入や活用推進をサポートします。

執筆者プロフィール:
学生時代はAR×医療を研究。SOLIZE入社後はXRコンテンツ制作に携わり、現在はJUKI株式会社にてXR技術を活用した業務に従事している。

サービスの詳細がわかる
資料のダウンロードが可能です