INTERVIEW

実務適用できるAIシステムを構築し
設計・開発業務を高度化する

2019年新卒入社
東京都立大学大学院 理学研究科 物理学専攻
新規事業開発、変革コンサルタント

考え続けた結果を形にし、影響を与えたい

入社のきっかけ

私は学生時代に理論物理学を専攻し、理論的な仮定をもとに理論を構築して未知の物事を予想するような分野に携わっていました。「考えることで何かが生まれる」ことが好きで、社会や人に影響を与えられるような仕事に就きたいと思い、就職活動を始めました。そんな中、エージェントからの紹介でコンサルティング業界に関心を持ちました。経営目線で企業のコンサルティングをするのではなく、現場のお客さまにより近い目線で業務を変革し、お客さまの喜ぶ顔が見られるSOLIZEの変革コンサルティングに強くひかれました。また選考過程で話を聞く社員の皆さんが楽しそうに話している姿や、自身の話を聞いて深く理解しようとする姿勢を見て、この組織の一員になりたいと思い入社を決めました。

自ら声を上げ、挑戦できる環境

入社して感じたこと

入社前から、在籍社員が気さくで明るく、雰囲気のよい組織だと思っていましたが、入社後もそのイメージは変わりませんでした。また、社内のコミュニケーションが活発で、誰でも分け隔てなく率直に意見が言い合える環境です。そのため、自分の関心事を発信することで、希望のプロジェクトへのアサインを検討してもらえます。私は入社後、SOLIZEが取り組んでいるAI技術開発に関心を持ち、挑戦したいと伝えたところ、入社1年目にAI関連のプロジェクトに参画することができました。

入社後最も苦労したことは、学生時代の研究とは段違いのスピード感でした。研究では答えが出せるまで考え続けることができましたが、変革プロジェクトでは3ヶ月という限られた期間で成果を出さなければなりません。漏れのないよう念入りに計画し、チームで成果を出せるよう考え方をシフトする必要がありました。

お客さまの業務の本質を理解し、実務適用できるAIシステムを開発する

業務経験

入社して2年間は、プラント業界や建設業界を対象にAI導入支援のプロジェクトに従事してきました。お客さまがこれまでに蓄積したデータをAIが扱えるような形式に整え、データをAIで処理した結果見えたこと・わかったことと、データの精度についての見解を伝え、お客さまに理解を深めていただきました。当初はAI技術に関するスキルどころか、資料をまとめるスキル、報告スキルも持っていなかったので、何をするにも時間がかかりました。限られた期間の中で成果を出すために、上司や先輩に相談し、周りを巻き込みながら活動を進めた結果、徐々に自身のスキルが向上し、お客さまと対等で会話できるほどのコンサルタントに成長しました。

現在の担当業務

2年ほど前から自動車業界のプロジェクトにおいて、新規AIサービスの立ち上げとして設計業務に特化した「SpectA DKM」のシステム要件検討、実業務での有効性検証をプロジェクトリーダーとして推進しています。実務適用するために、お客さまの業務を深く理解し、業務に適用した際のあるべき姿や見込まれる効果を試算し、都度お客さまと整合しながら推進しています。ヒアリングや検証を行うにあたり多くの設計者と関わるので、さまざまな方の意見を吸収し、落としどころを考える必要があります。プロジェクトリーダーとして重要なポイントでの決断を要されることもあり、なかなか苦労する部分もありますが、お客さまの負荷を低減できる仕組みを考え、開発していきたいと思います。

設計者に愛用されるAIプロダクトを開発する

今後チャレンジしたいこと

まずは現在携わっている、設計業務に特化したAIサービス「SpectA DKM」の仕組みを確立し、お客さまの業務で確実に活用され、効果を実感できるよう最速で開発を推進していきたいです。そのうえで1人でも多くのお客さまに設計現場で愛用していただけるよう、実務運用でのフィードバックをもとにシステム自体の進化と、運用定着支援を充実させ、サービスの高度化を目指します。

また、これまでの新規AIサービス立ち上げ経験を活かし、将来的には新しい事業やシステムの創出に携わり、製造業の真のDXに貢献したいと考えています。お客さまからは、開発現場に大量の文書やデータはあるものの、それぞれが孤立し担当者に依存しており、紐づけできない状態と伺っています。それらのデータをつなぎ、設計だけではなく他部門をまたぎ一気通貫して活用できるシステムを開発したいと考えています。

キャリアパス

キャリアパス

皆さんへのメッセージ

現場のお客さまに寄り添い、お客さまとチーム一丸となって成果を出していく点が、SOLIZEの変革コンサルタントの魅力であり、価値だと考えています。スピーディに成果を出すために、日々さまざまな視点・視座で試行錯誤し、上司や部下の壁を作らず議論し、互いにリスペクトし、助け合いながら仕事を進めています。

リスペクトし合える仲間と大きく成長していきたい、そのような思いがある方と一緒に働けることを楽しみにしています。

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