SOLIZE株式会社は、2024年2月7日に東京証券取引所スタンダード市場に上場いたしました。
ここに謹んでご報告申し上げるとともに、これまでお世話になったすべての関係者の皆さまのご支援に感謝申し上げます。

上場企業として持続的な成長と中長期の企業価値の向上に努め、資本コストや資本収益性を見据えた経営を実践してまいります。成長に向けては、事業・技術開発への積極的な投資や、人財DX・人財教育をはじめとした人的資本経営のための投資を確実に実行してまいります。

当社は1990年にデジタルものづくりを提唱し、以来、3D技術等のデジタルテクノロジーを活用しデジタルものづくりを革新する、グローバルな製品開発のエンジニアリングパートナーとして事業を展開し実績を積み上げてまいりました。

当社の強みは、デジタルものづくりの総合ビューローとして、他社にはないユニークな事業ポートフォリオにあります。デジタルものづくりにおける高度なデジタルエンジニアリング技術と世界トップレベルの3Dプリンティング技術を掛け合わせたサービスを提供できることに加え、暗黙知（意思決定ロジック）まで踏み込む徹底した可視化・数値化技術をベースとした、組織知を活性化させるSOLIZE独自の方法論に基づく変革力と融合させることにより、お客さまの開発力の向上に寄与します。

当社は次のステージに向けて、安定的な成長が期待できる従来領域と高成長が期待できる新規領域についてスピード感を持って取り組みます。また、企業や学術機関、研究機関など外部との連携による掛け合わせを推進し、自社単独ではなしえない事業成長と共感・エンゲージの輪の拡大を図ります。

2030年の来る未来に向けて見据えるのは、企業としてより公益性を高めていくことです。
新しい社会や経済のシステム、ものづくりの在り方に変化をもたらすべく、私たちは革新し続けます。多様なステークホルダーとエコシステムとしての企業体を形成し、自然環境と人々の生活の豊かさが調和していく、本質的に美しいものづくりを実現してまいります。

株主、投資家の皆さまには、今後のSOLIZEの成長にご期待いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

SOLIZE株式会社 代表取締役社長CEO
宮藤 康聡