SOLIZE株式会社

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2025.05.20

プレスリリース

SOLIZEの「LC Designer」がABtCアプリケーション認証を取得
~信頼性あるLCA算定ツールとして、日本のモビリティ産業のトレーサビリティ対応を加速~

SOLIZE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮藤 康聡)は、ライフサイクルアセスメント(LCA)ツール「LC Designer」が、一般社団法人 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(Automotive and Battery Traceability Center、以下ABtC)によるアプリケーション認証を取得したことをお知らせします。

<認証概要>

  • 認証団体: 一般社団法人 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)
  • 認証種別: A:アプリケーション認証
  • 認証内容: 提供するCFP算定アプリケーションが、ABtCガイドラインに沿って基盤上で安全かつ安定的に相互接続できること
  • 認証期間: 2025年5月19日~2027年5月18日

「LC Designer」は、LCAの専門家でなくても、直感的な操作で素早く製品単位の環境負荷を算定することができるLCA・CFP算定ツールです。今回の認証取得により、電動車両やバッテリー分野で求められる、高い透明性・信頼性を持つサプライチェーンデータ共有基盤としての価値が一層強化されました。また、技術や製品の開発段階から、完成車メーカーとサプライヤー間でCFP目標値を共有・管理することで、性能・コストとCFPの両立の実現を支援します。

SOLIZEはLCAベース開発を推進することで、持続可能な製品開発の実現を支援し、日本の製造業における脱炭素社会およびサーキュラーエコノミーへの移行に貢献してまいります。

一般社団法人 自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)について

ABtCは2024年2月に一般社団法人として設立され、同年5月からサービスを開始しました。同年9月には、経済産業省より「公益デジタルプラットフォーム運営事業者」として日本初の認定を受けています。ABtCが提供する自動車・蓄電池サプライチェーン上の企業間で安心・安全にデータを連携させるためのトレーサビリティ基盤に関する取り組みは、経済産業省が推進する「ウラノス・エコシステム・プロジェクト制度」の先導プロジェクトに認定されています。今後は、企業や業界、国境を越えたデータ・システム連携の発展を通じて、蓄電池のCFPデータ連携にとどまらず、さまざまな社会課題を解決し、さらなるイノベーションを創出、経済成長を実現することが期待されます。

https://abtc.or.jp/

SOLIZEのLCAサービス

https://www.solize.com/service-solution/lca/lc-designer/

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