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2022.05.11

プレスリリース

人間の単純な視覚による判断を代替する画像解析AIサービス「Alt Viz」の提供を開始

SOLIZE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮藤 康聡)は、製造業の製品開発で培った経験をもとに、製造業の上流工程から下流工程に至るまで、包括的にAIで画像解析を行うサービス「Alt Viz」の提供を開始します。

製造業の業務において視覚を通して判断する作業は数多くあります。図面の変更箇所のチェックや、製品の外観や形状の不良検出、製造現場における危険エリアの侵入監視など、目視による判断作業は作業者への負荷が大きく、担当者の違いにより判断結果に差異が生じてしまうという課題があります。

SOLIZEは、これらの課題に対し、予算や活用・運用ニーズや環境に合わせて最適な画像解析AIを実装し、目視判断作業をAIに代替させます。作業者の省力化および目視判断の標準化により、生産性向上を図ります。

画像解析AIサービス「Alt Viz」の特長

  • 製造業の製品開発支援で培った豊富な経験
    長年、現場で培ってきた製造業の製品開発支援の知見をもとに、お客さまの真の課題を把握し、熟練者の判断を代替させる画像解析AIを実装します。
  • 製造業向けに特化した画像解析AIサービス
    画像処理技術とディープラーニングをはじめとする機械学習技術を組み合わせ、お客さまの課題に最適なAIサービスを提供し、スマートファクトリー化を加速させます。

事例および効果

SOLIZEは、実際の製造業の工場現場において、画像解析AI技術を用いたVTR分析(デジタルカメラで撮影した動画から作業者の動作を分析する)の省力化を検討しました。物体検出AIモデルを活用した分析手法により、作業の一連の流れをグラフで可視化することに成功しました。また、人が目視で分析する場合に比べ、解析作業時間の61%を軽減できる見込みです。

サービス一覧

サービス お客さまのニーズ 活動概要
図面比較ツール 検図作業を省力化し、設計変更による損失リスクを軽減したい 効率よく図面を比較できるツールを提供
デジタルツインソリューション 仮想空間で製品の形状を確認したい デジタルツインにより3Dデータと実物の比較ができる環境を構築
作業分析ソリューション 組み立て・加工作業における作業者のバラつきの原因を突き止め、作業を標準化して生産性を向上したい 人の目視による作業分析をAIで代替し、効率よく分析できる環境を構築
設備予知保全ソリューション 製造設備の予知保全を行い、生産ラインを止めることなく円滑に稼働させたい 画像解析AIを用いて設備の稼働状況を監視させ、異常時に通知する環境を構築
製品異常検知ソリューション 不良品を効率よく検出し、省力化させたい 画像解析AIを用いた良品・不良品判定システムを構築
安全具装備点検ソリューション 作業者の安全具の装備をAIに点検させて、効率よく労働災害リスクを低減したい 画像解析AIを用いて安全具の装備点検する環境を構築
危険区域侵入検知ソリューション 労働災害を防止し、安全な労働環境を構築したい 画像解析AIを用いて製造現場における危険区域への作業者の侵入を検出し通知する環境を構築
在庫管理ソリューション 製品の棚卸・検品作業を効率化したい 画像解析AIを用いた検品作業の効率化、および入荷・保管・出荷の見える化が可能となる環境を構築
クラスタリングツール 競合他社の製品や市場の調査を行い、戦略的な企画を行いたい クラスタリングツールを提供(構造化データ、画像など)
  • ※上記以外にも個別相談に対応します。

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