SOLIZE株式会社

未来に貪欲に。
“まだ見ぬ”、に固執する。

2007年入社3D CADエンジニア

小林大介DAISUKE KOBAYASHI

※各社員の所属は取材当時のものです

PROFILE

理学部 応用物理学科卒。2007年入社。理論物理を専攻し、難解な数式と向き合う日々。就職活動ではものづくりの世界を志す。「多様な業界で経験を積めて、どこに入っても通用する力を磨ける」という想いからSOLIZEを選択。

Q1 現在の仕事内容とミッションは?

日本のものづくりを変革する。

クライアントの開発プロセス変革などを通じ、ものづくりの現場における課題解決を導くのがミッションです。エンジニアというよりは、業務変革コンサルタントのような役割ですね。まずは、クライアントの現状を正しく把握し、ものづくりの過程を可視化。課題を浮かび上がらせます。そのうえで、適切な施策を検討し、クライアントと一緒になって実行していくのです。たとえば現代日本の製造業における一つの課題として、技術の伝承が上手くいっていないという点があります。知見が属人的になっていたり、情報が“紙”で管理され膨大な資料から必要な情報を探さなければならず、「知りたいとき」や「学びたいとき」に、必要以上に時間がかかってしまうケースも。そうした課題の本質的な原因を突き止め、有効な解決策を実行・整備していくことは、日本のものづくり全体の活性化にもつながる仕事だと思っています。

Q2 技術者として大切にしていることは?

いつの時代も、常に新しいことに
チャレンジしていきたい。

新しいことにずっとチャレンジしていきたい。たとえば今や生活に欠かせなくなったスマホも5年先、10年先にはまた別のデバイスに取って代わっているかもしれません。自動車はその多くが電気自動車になっているでしょう。あらゆるモノの流行り廃りの変化はどんどん激しくなり、次々と新しいモノが生まれていくようになる。そうした環境変化のなかで、特定の製品だけにとらわれたり、既存の技術に固執しすぎてしまうと、技術者としての未来は明るくない。そう思うのです。だから未来に貪欲に。それが、未来永劫エンジニアとして生きていくために必要なことだと思うのです。

Q3 成長を実感した瞬間は?

変化のなかで、自分を伸ばしていく。

クライアントの業種も、製品も、そして自分の立場も、さまざまに変えながら働くことができています。そうすることで、自分自身が持つ技術力や知識はもちろん、価値観や考え方にも幅ができました。

【入社1年目~2年目/工作機械メーカー設計課に配属。機構設計、他部署との調整業務を通して製品完成までの一連の開発に従事】
入社時研修で学んだ知識を活かし、エンジニアとしてのキャリアをスタート。ものづくりのイロハを学ぶ。

【入社2年目~4年目/社内キャリアディベロップメント部に配属。お客さまへの3D CAD教育教材の作成業務、中途採用者研修、新卒教育に従事】
エンジニア育成業務を通じ、人やチームを育てる喜びを知る。

【入社4年目~7年目/医療機器メーカー機械開発課にて医療機器のメカ設計業務に従事後、社内エンジニアリンググループへ。チームリーダーとして業務管理とアウトプットのQCDの確保、技術営業として新規案件開拓に従事】
育成経験で得たチームのポテンシャルを最大化する働きにチャレンジ。成果を挙げる。

【入社8年目~9年目/社内エンジニアリンググループに所属。ロボットベンチャーの家庭用プラットフォーム型ロボットの開発にメカ設計、開発マネージャーとして開発計画から体制構築まで開発全体の開発支援に従事】
未体験領域において、開発チームの編成からマネジメントまで担う。品質保証や調達といった領域にまで業務の幅を広げる。

【入社10年目~12年目/社内設計グループに所属。モーターメーカーの業務変革として3DCADの導入支援に対するコンサルティング業務に従事】
クライアントの開発プロセス変革支援という仕事へ。ものづくりのプロセスを抜本的に変えていく知見を磨く。

Q4 これからチャレンジしていきたいことは?

誰も見たことのない“解”を
探し続けていく。

大学では理論物理を専攻し、ひたすら数式と向き合う日々を送りました。難解な問を解き明かしたときの達成感、美しい数式で解明できたときの爽快感がやめられませんでした。目の前にある問が難問であるほど、燃えましたね。ものづくりの仕事も似ています。「これはどうしたものか・・・」と皆が頭を悩ませる課題にぶつかったときほど燃えてきます。解けるわけがないと思える問題にも、必ず“解”はあるんです。その、誰も見つけることができなかった新しい“解”を導こうと試行錯誤をする経験。それこそが、一番自分を成長させることができる時間でもあります。これからも、前例のないこと、誰も挑戦していなかった領域で貪欲に仕事をし続けていきたいですね。

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