3Dプリンティング
エンジニアリングサービス

3Dプリントサービス(金属3Dプリント)

SOLIZEの金属3Dプリントが選ばれる理由

SOLIZEは国内最大級となる8台の金属3Dプリンターと複数の金属材料を用意し、さまざまな要望に対応できるよう受託製造体制を整備しています。熱処理や2次加工などの依頼にも対応可能です。

3Dプリントするだけなら、3Dプリンターさえあれば簡単だといわれていますが、金属の3Dプリントはいまだ新しい技術領域で、実用に耐えない場合が少なくありません。金属3Dプリントでは、金属造形を行う部品に対して部品形状、材料、設備特性などを考慮し、一品一様の造形方案を検討することが必要になります。

SOLIZEは、1990年の創業時から積み上げてきた3Dプリンター(積層造形)に関するノウハウとネットワークを活かし、金属3Dプリンターを活用したものづくりを全面的にサポートします。

金属3Dプリントの技術コラムはこちら

金属3Dプリントのメリット

  • 新たなアイデアと形状の実現のイメージ

    新たなアイデアと形状の実現

    冷却効率の向上や製品の軽量化など、部品性能を向上させる設計が可能です。
    例:金型の3D水管による冷却効率向上・構造最適化、ラティス構造などを採用した軽量化

  • 生産性を向上のイメージ

    生産性を向上

    一体造形のため接合や組立が不要なので、生産効率が向上します。
    例:トルクコンバーター一体成型でロウ付けの廃止
    Pro X300ならサポートなしで造形が可能です。

  • リードタイム・コスト削減のイメージ

    リードタイム・コスト削減

    3Dプリントは設計変更が容易。金型不要で製作が可能です。
    例:複数パターンでの試作品製作・金型不要で板金物試作製作・3次元形状面を支える冶具の製作

SOLIZEの取り組み

SOLIZEの保有する金属3Dプリンター

  • 金属3Dプリンター ProX™ DMP300のイメージ

    金属3Dプリンター ProX™ DMP300

    ワークサイズ:250×250×300㎜ / レーザー出力:500W

  • 金属3Dプリンター ProX™ DMP200のイメージ

    金属3Dプリンター ProX™ DMP200

    ワークサイズ:140×140×100㎜ / レーザー出力:300W

SOLIZEの取り扱う金属3Dプリント材料

マレージング鋼、ステンレス(SUS316L、SUS430、17-4PH)、アルミ合金(AlSi12)、ニッケル合金(インコネル718)

材料名称 マレージング鋼 ステンレス アルミ合金 ニッケル合金
材料品番 1.2709 17-4PH 316L 430 AlSi12 インコネル718
成分 化学成分 含有量(%) 化学成分 含有量(%) 化学成分 含有量(%) 化学成分 含有量(%) 化学成分 含有量(%) 化学成分 含有量(%)
鉄(Fe) 残部 鉄(Fe) 残部 鉄(Fe) 残部 鉄(Fe) 残部 アルミ
(AI)
残部 ニッケル
(Ni)
50~55
ニッケル
(Ni)
17.0~
19.0
クロム
(Cr)
15.0~
17.5
クロム
(Cr)
16.0~
18.0
クロム
(Cr)
16.0~
18.0
ケイ素
(Si)
11.0~
13.0
鉄(Fe) 残部
コバルト
(Co)
9.0~11.0 ニッケル
(Ni)
3.0~5.0 ニッケル
(Ni)
12.0~
15.0
ケイ素
(Si)
<1.0 残留物 <0.6 モリブデン
(Mo)
2.80~
3.30
モリブデン
(Mo)
4.0~6.0 銅(Cu) 3.0~5.0 炭素(C) ≦0.03 マンガン
(Mn)
< 1.0 マンガン
(Mn)
≦0.35
チタン
(Ti)
0.9~1.0 ケイ素
(Si)
<1.0 マンガン
(Mn)
≦2.00 炭素(C) ≦0.03 ケイ素
(Si)
≦0.35
ケイ素
(Si)
≦1.0 マンガン
(Mn)
<1.0 モリブデン
(Mo)
2.0~3.0 リン(P) ≦0.04 クロム
(Cr)
17.0~
21.0
マンガン
(Mn)
≦1.0 ニオブ
(Nb)
0.15~
0.45
ケイ素
(Si)
≦1.0 硫黄(S) ≦0.03 炭素(C) ≦0.08
炭素(C) ≦0.03 リン(P) ≦0.045
硫黄(S) ≦0.03
測定項目 測定方法 単位 熱処理なし 熱処理後 熱処理なし 熱処理後 熱処理なし 熱処理後 熱処理なし 熱処理後 熱処理なし 熱処理後 熱処理なし 熱処理後
硬度 ロックウェル硬さ HRC 37±2 55±2 (30)
※換算値
(41)
※換算値
47
ビッカース硬さ HV (360)
※換算値
(600)
※換算値
300±20 400±20 (471)
※換算値
ブリネル硬さ HB (340)
※換算値
(286)
※換算値
(380)
※換算値
137±1.5 (442)
※換算値
引張強さ(水平方向) ASTM EB MPa 1100±50 1100±50 1300±50 667±50 578±50 480±20 1450
引張破断伸び(水平方向) ASTM EB % 11±3 16±2.0 10±2.0 38±5 26±5 8±2 18
降伏強さ(水平方向) ASTM EB MPa 860±50 620±30 1100±50 536±50 383±50 270±20 1250
密度 約100% 約100% 約100% 約100% 約100% 約100%
対応マシン (2020年6月末時点) Prox300 Prox300 Prox200 Prox300 Prox300 Prox300

物性表はこちらPDF

ダントツの解像度

ProX300の造形能力を数値化したサンプル(面粗さ:Ra5㎛・密度:99%台後半)

ダントツの解像度のイメージ

ラティス構造・スリット最小幅=0.3㎜・最小板厚t0.15㎜・サポートレスで30°まで造形可能・Z方向最小穴径 Φ0.3㎜・最小柱寸法 Φ0.15㎜

特許技術で優れた造形品質を実現

ローラーワイパーレイヤリングシステムのイメージ

ローラーワイパーレイヤリングシステム

ローラーが適切な圧力をかけながら粉末材料を敷いていくことで、積層の厚さや積層密度を最適化します。

  • 造形バッチ間の品質のばらつきを抑制します
  • 金属粉末の粒径のばらつきを吸収し、多様な材料への対応が可能です
  • より細かい粒径の金属粉末(3㎛まで)への対応が可能です

ローラー方式のメリット

ローラー方式のメリットのイメージ

アンダーカット部の再現性

アンダーカット部は、最小30度までサポートなしで造形が可能です
(ブレード方式では45度が限界)

Φ0.5㎜~大径穴まで 横穴形状の再現性良好

ローラーの圧縮でパウダーベッドが硬いため、横穴形状、特に天面の再現性が良好です

金属3Dプリントの仕組み ~3Dデータから金属3Dプリントされるまで~

金属3Dプリント

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