3Dプリント試作品製作
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設計の自由度を活かした気密性の高いインテークマニホールドを
3Dプリンターで製作
大学・教育機関 明星大学フォーミュラカープロジェクト
明星大学フォーミュラカープロジェクト
インタビュー
東京都
https://ameblo.jp/star-meisei/
明星大学
プロジェクトリーダー 石黒 博史さん
明星大学フォーミュラカープロジェクトは、毎年9月に行われる全日本学生フォーミュラ大会を目指し日々活動されています。
プロジェクトリーダーの石黒 博史さんにお話しを伺いました。
ほかの大学と違い、明星大学では、本活動を授業の一環と位置付けされており、単位も取得できるとのこと。
メンバーは、冬休みであるにもかかわらず、2018年9月の大会に向けて活動されていました(2017年12月某日)
今年度の大会での順位目標は、ちょっと控えめの25位(昨年度の大会の出場者数は115校)。
これまでとエンジンをまるっと変えたので、チャレンジあっての目標設定になっています。
全日本学生フォーミュラ大会とは
日本・海外の各大学の学生が、チームを組んで企画・設計・製作したフォーミュラスタイルの小型レーシングカーで競う大会です。大会では車の走行性能だけでなく、車両コンセプト・設計・コスト審査など、ものづくりの総合力を競います。
趣旨:「主役である学生が自ら構想・設計・製作した車両により、ものづくりの総合力を競い、産学官民で支援して、自動車技術ならびに産業の発展・振興に資する人材を育成する。」(全日本学生フォーミュラ大会公式サイトより)
今回ご依頼の部品は、マシンのどの部分に使われますか
エンジンに組み込む、インテークマニホールドです。
実は昨年まではバイクのエンジンを使用していたので、インジェクションではなくキャブレターを搭載していました。 スロットルボディがあって一体型だったんです(画像下段PC画面参照)
今回は、スロットルの場所を別で設け、燃料噴射だけをここでやろうと考えました。
大会のレギュレーションで、一カ所で弁を開かなければならない、というのも理由の1つです。
これまでなかったパーツなので、手探りでの設計でした。
3Dプリンターで製作した理由は
金型だと高額ですし、3Dプリントなら形の自由度が高いからです。
また、気密性が高くしっかりしたものを求めて、3Dプリンターを選択しました。
設計段階で強度を重視し、かなり肉増ししています。
SOLIZEに依頼した経緯は
前述のように、二気筒のインテークマニホールドを設計するという新たな試みを始めたので、参考のため、去年の大会に出場していたマシンを調査したところ、部品製作に3Dプリンタを活用されているのが多く目につきました。
一昨年ラジエーターのファンを3Dプリンターで製作しており、3Dプリンターなら学内にあるから内製できるな、と思ったのですが、耐性のある材料が使えなかったので、対応してくれるところを探していたところ、Ritsumei Racingのページに辿り着きました。
他にもインテークマニホールドの実績がたくさんあったので、問い合わせに至りました。
SOLIZEとしては、インテークマニホールドの実績は多く、自信を持っているところなのですが、こういった製作物はお客さまの開発段階のお手伝いになるので、事例として紹介するのはどうしても難しくなってしまいます。
また、一般的には広がっている技術ではないので、問い合わせがしづらかったり、どう相談して良いかわからない…というお悩みもあると思いますが、まずはお気軽にご相談くだされば幸いです。
明星大学フォーミュラカープロジェクトは、2018年9月の学生フォーミュラ大会に向け、4月を車両完成目標に活動されています。乞うご期待!
川原先生、石黒リーダー、お忙しい中ありがとうございました!
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