SOLIZE株式会社

MBD

PhiSim

マルチドメイン対応モデルライブラリ

SOLIZEはSHERPA Engineering社(フランス)とのパートナーシップにより、マルチドメイン対応のモデルライブラリ「PhiSim」を提供しています。

  • PhiSimはMATLAB®/Simulink®を拡張するマルチドメインのコンポーネントライブラリです
  • 制御システムの開発、およびシステムレベルのパフォーマンステストに利用可能です
  • PhiSimのモデルはリアルタイム動作するので、MIL、SIL、HILに利用可能です

PhiSimのイメージ

PhiSimの構成

PhiSimは2つの基本ライブラリとアプリケーションライブラリで構成され、ドメインごとに必要なライブラリを組み合わせて利用することができます。

  • ベーシックライブラリ:メカニクス、エレクトリックパワーシステム、流体、熱の4つのドメインから成る基本ライブラリ
  • 熱流体ライブラリ:熱流体の基本ライブラリ
  • アプリケーションライブラリ:アプリケーション専用ライブラリ

PhiSimの構成のイメージ

PhiSimによるフルビークルモデル例

PhiSimによるフルビークルモデル例のイメージ

  • PhiSimはボンドグラフ理論に基づいています。ボンドグラフ理論では、各コンポーネント間で常に双方向に物理量をやりとりして、エネルギー保存則が自動的に成り立つように各コンポーネントを接続します。エネルギーというすべてのドメインに共通の物理量を用いることにより、異なるドメイン間の接続ができ、マルチドメインフィジクス(複合物理領域)モデリングが可能となっています
  • ドメインごとに汎用的でシンプルなコンポーネントを提供しており、それらのコンポーネントを接続するだけで、フルビークルのような巨大なシステム全体のモデリングを可能にしています
  • 標準で用意されているコンポーネントのほかに、お客さまの要望に応じたコンポーネントやライブラリを提供することも可能です

PhiSimの実行環境

OS Windows XP / Vista / 7
MATLAB
バージョン
  • Windows 32 bitsの場合、MATLAB R2007b以降とVisual C++ 2005 redistributableが必要です
  • Windows 64 bitsの場合で、
    • ・32bits MATLABの場合、MATLAB R2007b以降とVisual C++ 2005 redistributableが必要です
    • ・64bits MATLABの場合、MATLAB R2011b以降とVisual C++ 2010 redistributableが必要です
  • いずれの場合も、Simulinkが必須です
  • ライセンス形態はノードロックライセンスとネットワークライセンスがあります
    ネットワークライセンスの場合はWindows Serverのみ対応しています

SHERPA Engineering社ロゴ

SHERPA Engineering社 は、モデリング、シミュレーション、制御設計をコアビジネスにしているエンジニアリング企業です。1997年に創立、約100名のエンジニアが在籍しています。フランスの2大自動車メーカーをはじめ、多数の顧客とのプロジェクト実績があります。

  • ※MATLAB, Simulinkは、MathWorks社の登録商標です。
  • ※その他記載されている製品名は、各社の登録商標または商標です。

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